Shoes story

靴一筋の靴屋が伝えたい
大切な靴のはなし

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靴選び
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アーチが足に合う

アーチには種類がある
靴を選んでいると、よく耳にするのが「アーチ」。足にぴったりと合う靴を選ぶのに大切な要素の一つですが、アーチには種類が多く存在しているのをご存じでしたか?
外観上からは観測できない位置に存在する、外側(がいそく)縦アーチ。そしていわゆる「土踏まず」と呼ばれる内側(ないそく)縦アーチ。そして足を前方から見たときに横に広がる横アーチがあります。
これらの3つのアーチは歩くときの衝撃を和らげるために存在しており、足や足関節、腰へのダメージを軽減してくれています。
加齢によってアーチはくずれる
土踏まずがなくなってしまう偏平足(へんぺいそく)、足の甲がつぶれて広がったように見える開帳側など、アーチの変化によっておきる足トラブルは多くあります。
アーチのくずれは基本的には誤ったサイズの靴を履き続けたり、正しくない歩き方を続けていると起こりますが、加齢によっても発生する厄介なものです。
今の自分のアーチに合った靴を
アーチの変化は少しずつ発生するので、自分ではなかなか気づきにくいものです。足のサイズは変わっていないはずなのに、古い靴を履いたときに違和感があれば、それはアーチが崩れてきた証拠かもしれません。
自分だけの判断で靴を選ぶのではなく、定期的に靴屋にサイズを測ってもらいましょう。崩れてきたアーチに合う靴を見立ててもらえば、アーチの崩れをある程度緩和できます。